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株式会社極東技工コンサルタント

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 地域に寄り添い、地域の未来を導くコンサルティングサービスを目指す極東技工コンサルタント。下水道事業に重心を置きつつ、近年は水道分野にも経営資源を投入し、事業を成長させてきた。大阪本社に集約された水道部門のエンジニアの1日を追うことで、同社における水道事業成長の舞台裏を紐解いた。

技術職の1日(大阪技術本部)

技術職の1日(大阪技術本部)

記者の視点

 経営資源として、水道事業のコンサルティングサービスへの比重を高めてきた。中でも、経営環境の脆弱な中小規模の水道事業体に寄り添う。

 極東技工コンサルタントは創業以来、下水道事業を中心としたコンサルティングサービスを展開してきたが、2005年に創業者の村岡治氏から村岡基氏が経営を受け継いでからは、徐々に水道分野への投資を進めてきた。

 ことのほか人材育成には力を入れ、同社独自の実践型研修プログラムにより、技術士など水道関係の有資格者も徐々に増えてきている。社長就任直後は全体売上の5%も満たなかった水道分野だが、現在は25%まで向上した。

 全国に活動拠点を張り巡らせている同社だが、経営資源である「ヒト」「モノ」「カネ」の厳しい中小規模の水道事業こそ、きめ細やかなサービスが必要であるとの考えから、水道部門のエンジニアは大阪本社に集約。若手とベテランが知恵を出し合い、地域に根差し、地域に寄り添ったコンサルティングサービスを展開している。

 まさに同社の成長分野として注目される、少数精鋭の組織である。地域に寄り添い、地域の未来を導く骨太のコンサルティングサービスに期待したい。

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Profile

 極東技工コンサルタントは、上下水道施設を起点として都市機能に欠かせないストラクチャーについて、ストックマネジメントおよびアセットマネジメントの運用、さらには、道路、河川堤防、トンネル、橋梁といった都市機能の安全と安心を担う建造物の設計に携わっています。降雨などによる大規模な水害を未然に防ぐための取組みもその一つです。
 主として都道府県庁や市役所・町村役場から発注される公共事業に関わる一方、大規模な住宅開発に伴う上下水道整備・設計などの民間事業にも携わることもあり、広域にわたる水インフラ事業を展開してきました。これまでの上水道・下水道、河川における水インフラストラクチャーの整備、環境の保全はもとより、近年のストックマネジメント導入の潮流に応じ、施設や設備の改築・修繕に関し、調査・検討・設計・施工監理に取り組むほか、災害に負けない社会基盤の形成にも積極的に貢献しています。

 当社は、水と環境の総合コンサルタントとして、

①浄化された水を届けることで都市機能を支え、人の営みを守り継ぐこと

②創業から培ってきた技術力、独自の知見とノウハウによって最善の策を導き出し、地域に還元すること

③水インフラをつかさどる人財を育成すること

を決して途絶えることなく、その使命と責任を果たすこと、これらを継続して参ります。