工事仕様に左右されないHPPE管路の概算数量設計における算定方法をご提案
現在、多くの水道事業体様において、設計積算業務の効率化、早期発注および施工時期の平準化を図ることを目的として「概算数量設計発注方式」を導入、または導入の検討が進められております。
POLITECでは、HPPE管の概算数量設計における算定方法をどのようにして行うことができるか、また、HPPE管の特長でもある、設計が簡易であることを活かした提案ができないかを、既に「概算数量設計(簡易型DB方式等)」を導入されている水道事業体様を中心にヒアリングを行い、導入経緯や運用方法、課題等を集約、検討してまいりました。
概算数量設計に用いる「概算数量」は、これまでの管工事実績等から導き出された平均数量や補正係数等を用いて、概算数量を算出するケースが多くあります。
そこでPOLITECでは
1.当協会員会社の複数年の出荷実績から算出した平均数量を概算数量とした「平均数量方式」
2.設計が容易なHPPE管の特長を生かし、計画平面図等から異形管を個々に拾い出した積上げ数量を概算数量とした「積上げ数量方式」
の二つの算定方法をご提案することとしました。